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これが何のためになるんだろう?なんて感じながら何かしてることがあるならば

Jul 1, 2020

こんにちは!

イラスト書道家の和全です。

 

昨年福岡で個展をさせていただいた

時のお話が出てきました。

 

我ながら、なかなか良いことを書いていたのでw

投稿! 【福岡での個展を終えて、そして次に〜 この絵がいつかつながる時がくる!】

 

長野出身、大学は新潟、東京で就職して、現在も東京在住。 なぜ、福岡?なぜ、飯塚市で個展なのか? たくさんの方に聞かれました。

私も、昨年までは福岡でできるとは思っておりませんでした。

6年ほど前から、本のソムリエ団長さんのFC関係、書籍、グッズのイラストを依頼していただくようになりました。

実はその頃、イラストレーターとして、依頼されるタッチに合わせた絵ばかり描いていて、自分の絵が、わからなくなっておりました。 才能のなさも痛感して、絵を描くことをやめようと思ったこともあります。 そんな話を、当時、団長さんにしたようです。(あまり覚えていません😅)

そうしたら、団長さんが、ご自身で使うイラストの依頼をしてくださいました。 ざっくりした趣旨だけ伝えられて、画風などは、全てお任せ。 こんな自由な依頼は当時なく、そして、売れないといけないというプレッシャーなく、久しぶりに楽しんで描いたことを覚えています。

描いたことがないような絵を描くにつれ、こんな絵も描けるんだと、新たに自分を発見したとともに、自分で可能性を狭めていたことにきづきました。

団長さんには、 「いつか、この絵を描いていることが、繋がってくるときがある。」 と、ずっと言われてきました。

私は、あまり言葉の意味がわからずに、オファーのままに絵を描いていました。 そして、、、6年たった今、その絵を描いてきたことに、こんなに感謝したことはありません。

昨年、団長さんの飯塚遠征10周年記念パーティーで、福原さんからパフォーマンスをご依頼いただきました。 これは、ずっと団長さんの絵を描いてきたから、ご依頼いただけたものです。 私のことは知らなくても、団長さんの絵を描いてる人、ふたりの兄弟の絵を描いている人と、認識してくださる方が多くいらっしゃることを改めて感じました。

そのパフォーマンスをご覧になられた方々から、飯塚でも個展をとお声をかけていただきました。 団長師匠は、飯塚市の小中校の読書スーパーバイザーとして、10年以上ご活躍されています。

団長師匠には、お忙しい中、前夜祭、トークショーと二回もご登壇していただき、団長さんのトークを楽しみに来たという方が、大分、久留米などなど、本当にたくさんいらっしゃって、一緒に私や作品も知っていただけ、本当にありがたかったです。 また、弟子として学んでらっしゃり、総合司会をしてくださった渡邉 陽子さん、ずっとサポートしてくださった千枝さんをはじめ、たくさんの団長さんを応援する方が、手伝ってくださいました。

団長さんの周りの方のあたたかさに、感無量でした。 そして、新潟大学の書道科の教授であられた野中吟雪先生は、福岡県のご出身ということもあり、飯塚市からたくさんの先輩が、新潟大学に行かれていました。 実際に先輩、先輩のお父さん、また、近くに赴任してこられていた同級生の先生など、たくさんの新大書道科の先輩にお会いすることもできて、身が引き締まる思いでした。

たくさんの方に支えていただいた個展、ギャラリー青の砂田さん、お手伝いくださったたくさんの皆さま。 私をおうちに泊めてくださり、美味しいご飯を作ってくださり、全ての日程お手伝いくださった福原 たか子さん。 なんでここまで、人のためにできるのできるのだろう。と不思議に思ってしまうほどでした。

約一週間、飯塚の地でホームステイさせていただき、感じたのは、 だれか困っている人がいたら手を差し伸べる。 頑張ろうとしてる人がいたら、一肌脱いで応援する。 そんな、気っ風の良い方が、たくさんいらっしゃる場所なんだ、なんてステキでカッコいいのでしょう。ということ。

ありがとうとか、感謝とかでは、足りない思いです。皆様のお気持ちに応えるには、より良い作品を作ることしかないなと思っております。 でも、最後に本当にありがとうございました!

6年前、団長師匠は、ここまで見えていたのでしょうか。 やっぱりすごい方だなぁと思わずにいられません。

いま、もし、これが何のためになるんだろう? なんて感じながら何かしてることがあるならば、一度はぜひ、真剣にやってみてもいいかもしれません。

その意味は、ずっと後に思わぬ形でくることもあるかもしれません。 福岡を無事に終えることができて、さて、つぎのチャレンジです! つぎは、海外。