制作〜求める〜
イラスト書道>2021年 古代文字×名作文学展2
使われている古代文字:求
元となった本『制作』(エミール・ゾラ著)
「”モノづくり”をしないですむ人生なら、それに越したことはない」と、深く思った本でした。作品を作りたくなってしまう人、作らざるを得ない人、その才能がある人は、祝福と呪いを同時に受けているようです。 これは、「求」の古代文字と、愛を求めている魂を表しているものです。魂は、非常に渇いていて、飢えていて、手を伸ばして絡みついて行きます。でも、その要求は満たされることはないのです。主人公が作品の完成に求める姿はこのように見えました。
Size:100㎝×72㎝