Blog

和全 > ブログ > 9/20 飯田個展前の思い この状況下で個展をすること

9/20 飯田個展前の思い この状況下で個展をすること

Oct 4, 2020

本当にいいのだろうかと、迷うことが何度もありました。

しかし、芸術というのは、いまだから必要なものだと思っています。

自分の作品を芸術って言っていいのかと思ってしまいもしますが、

いま、私ができることはこれしかないと思っています。

 

だから、赤字でも、誰も来てくれなくても、やると決めて個展をはじめました。

東京の美術館、いろんなところに行って、感染対策を見て回り、

できる限りのことを取り入れていきました。

 

それでも福岡県飯塚市での個展は、迷いが残りましたが、

飯塚に来て、飯塚を元気にしてください!

という、声をいただき、行くことができました。

福岡の個展ではさらに、台風9号、

そして100年に一度と言われていた大型台風10号にもぶつかりました。

 

一日、閉廊せざるをえませんでしたが、 コロナの中でも、台風9号、10号の中でも

楽しみに来てくださる方で会場が埋まりました。

 

遠くから来られる方が、キャンセルされても、

近くの方がその席を埋めてくださって、

満席にしてくださいました。

 

このような大変なときじゃなくても、

全国各地で個展をしているときは、

いつもお客さんがいる時ばかりではなくて、

ひとりで会場にいることはたくさんありました。

 

だけど、今回の福岡の個展では、

そんなことが一度もありませんでした。

 

福原 たか子さん、千枝 松田さんはじめ、 団長師匠の世話人会の方々をはじめとする多くの方が、

常に、誰かが応援してくださって、

前向きな言葉をかけてくださいました。

 

そして、開催や台風の中でのイベントに関して、

常に、団長師匠が背中を押してくださいました。

 

本当にありがたくて、ありがたくて。。。 やってよかったなぁとこころから思いました。 私の方が元気をいただきました。

このご縁に本当に感謝いたします。

明後日からの飯田の個展も、いま、できることをやりたいと思います。